このページでは、2組のご家族のインタビューを紹介します。
養子縁組家族の~STORY~
40代のご夫婦 現在6歳の男児を1歳の時に特別養子縁組
養子縁組を考えたきっかけを教えてください。
結婚前から私に病気があり、子供を授かれないことはわかっていたので、私たち夫婦にとって養子縁組は特別なことではありませんでした。子供を持たずに2人で生活する将来もありましたが、この子を我が家に迎え入れたことで、2人だけとはまた違う世界が広がったと思っています。
お子さんと特別養子縁組をしたときのことを教えてください。
初めて息子を見たのは生後5か月の時、その当時生活していた乳児院でした。
小さくて、かわいくて、本当にこの子の親になれるか心配でした。
しかし、親族、家族にもたくさん支えてもらえたし、児童相談所や支援機関にもたくさん話を聞いてもらい、乳児院の職員さんもミルクのあげ方、おむつの交換の仕方、離乳食の与え方等、丁寧にサポートしてくれましたので、あまり肩肘を張らずに、楽しく子育てをすることができました。それは養子と実子とか関係がないと思っています。
リビングにはお子さんが描いた作品が沢山あります!
息子が絵や工作が好きでリビングが作品で埋めつくされていて、いつも3人(主人、私、息子)が一
緒に描かれていて、本当に素敵な空間になっています。
これまでの息子の人生がたくさんの人の手に支えられて、その手がつながって、私たちとの出会いに
つながったように、これからもたくさんの人に支えられながら、もっと素敵な道になるように、私た
ちも一緒に歩いていこうと思います。
養育家庭の家族の~STORY~
50代の夫婦 男児の実子あり(現在20歳)6歳と小3の男児を2歳の時から受託中。
里親になったきっかけを教えてください。
友人が社会的養護に関わる仕事をしていた関係でフレンドホームを始めました(3歳の男児をフレンドホームとして受け入れて、現在17歳、現在も交流中)。その後、里親登録をして、すぐに2歳の男児の紹介がありました(現在小3)。
お子さんを迎えたときのことを教えてください。
当時、実子の息子が中学生でしたが、今思えばよく面倒をみて、私たちに協力してくれました。息子にしてみれば、弟ができたような感覚だったかもしれません。乳児院では少し手のかかるお子さんと思われていたようで、交流の期間が長く、丁寧に我が家へ引き渡されたように思います。
今は近所のお子さんとも仲良く、すっかりうちの子になっています。実親との面会は不定期ですが、私が児童相談所へ連れて行き、面会が終わったころに迎えに行きます。状況が整わず、なかなか家庭復帰には道のりがありそうですが、私たち家族が彼の居場所となり、健やかに成長できるようこころがけています
お絵描きが大好きです!
現在6歳の子は同じく、2歳で我が家に里弟してやってきました。体が小さく、食も細く、今は食べることに苦労する日々ですが、だんだん身体も大きくなり、来年は1年生になります。不定期ですがこの子も実親交流があります。
2人ともたまたま同じ乳児院から我が家に来ました。夏休みには2人で乳児院に里帰りしたりします。
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